アルコールインターロックってどんな？クルマか知っていますか？
飲酒運転を防止するために車のキーと呼気センサーを連動させた装置で、お酒を飲んでいる人はそもそも車のエンジンがかけられないようになっています。
そんなアルコールインターロックの販売を手掛ける東海電子株式会社さんは、立川市に支社を置く静岡県が本社の会社です。
飲酒運転「0」を実現するために、このような技術が普及しているのですが、特に、運送関連のトラックやバス業界への普及を強めており、近年このようなアルコールインターロックを搭載しているクルマが増えているんです。
飲酒運転による悲惨な事故を確実に「0」にするための手法としてアルコールインターロック搭載車が当たり前の時代になったら・・・
そんな夢を技術の力で叶えようと、日々健闘されています。
さて、今回は、2014年9月9日～9月12日まで行われていた「国際総合物流展」に東海電子さんが出展されたという事で、東京ビックサイトにお邪魔しました。
先に紹介したアルコールインターロックの他にも、アルコール検知器関連商品や交通業界、運送業界では当たり前になりつつある、搭乗前確認としての点呼システム、アルコールチェックなどの実機が展示されています。
ブースにはたくさんの人がひっきりなしに来ていました。
まずは、アルコールインターロックを紹介して頂きました。
デモ機は車載出来るタイプのもので、機械に息を吹きかけます。驚いたのは、検知器でチェックする際、その時の顔の写真のデータやGPSで位置情報なども記録されます。
アルコールチェックに問題がなければ、ようやくエンジンがかかる仕組みです。顔写真データやGPS位置情報は会社に転送される為、不正が出来ない仕組みになっています。
こちらは携帯電話を使っての簡易システムとなり、先ほどと同様に会社と遠征先をテレビ電話で繋ぎ、チェックします。
尚、バス会社さんやタクシー会社さんのように、遠隔で確認が必要がない場合は、会社でチェックできる仕組みもあります。こちらは、アルコールチェックに問題がなければ、乗務するバスやタクシーのカギが取り出せるようになっています。
尚、Ipadなどを利用した点呼システムなど、最新のデバイスにも果敢に開発に着手し、ユーザーの利便性を高めています。
このように、東海電子さんでは、交通業界、運送業界など、幅広く事業を展開されその分野を拡大中です。
すべては、「飲酒運転を減らす」ではなく、「飲酒運転をなくす」ということを本気で考えていることを感じました。
【どんな？クルマ｜アルコールインターロックホームページ】http://alcohol-interlock.net/
【取材企業】東海電子株式会社 http://www.tokai-denshi.co.jp/
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